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仮想通貨はどこの取引所で買えばいい?
仮想通貨ブーム、過熱!
最近、仮想通貨ブームが高まり、過熱ぶりが高まっています。
仮想通貨を取り扱っている取引所は日本国内にたくさんあり、仮想通貨ブームに乗じて増えていくようです。
中でも、国内最大手の仮想通貨取引所がビットフライヤーとコインチェックです。ユーザー数や仮想通貨取引量で国内における2トップでもある両取引所が人気が高いです。事実、テレビCMでも宣伝しているのを時折見ますね。
両取引所は有名どころで、他にもZaif(ザイフ)・bibank(ビットバンク)・ビットポイントなどの取引所もあります。各々で取り扱う仮想通貨や手数料の違いなどがあるので、どこの取引所がお得なのかを見極めるのが重要です。
コインチェックは怪しいかも・・・
複数の取引所に登録して使っていますが、最近「コインチェックが怪しい」といった噂を耳にすることがあります。
コインチェックは国内2番目に大きな取引所で、13種類もの仮想通貨を取り扱っていることが特徴で、ビットコイン以外の将来性の高い仮想通貨を求めて多くの方が利用しています。取引量も多く、サイトやアプリも使いやすいので初心者にはオススメしたい取引所だと考えていました。
しかし、聞くところによると色々とコインチェックに関して信頼できない印象を感じてしまう情報も入ってくるのです。
コインチェックは仮想通貨交換業者に認可されていない!
実は、コインチェックは国が定める「仮想通貨交換業者」として登録・認可されていないのです。
通常、日本では仮想通貨を取り扱う取引所は金融庁から「仮想通貨交換業者」としての登録と認可を受けなければなりません。コインチェックではそれを受けずに運営しているということになるのです。つまり、法律上で仮想通貨を取り扱っていいと認められていない状態だということです。
国内最大手なので、ネームバリューやCMでの知名度などで信頼してしまいがちですが、結構危険なニオイがしてしまいますね。
仮想通貨交換業者として認可されない理由
コインチェックの取締役は、認可されていないことに関して以下のようにツイートしています。
追記です!
通貨の種類が多いため少し遅れていますがご安心していただければと思います!
仮想通貨交換業者登録に係る申請書提出のお知らせ ※9/29追記 | コインチェック株式会社 https://t.co/hRvvc3IQ6E #ビットコイン @coincheckjpより
— 和田 晃一良 (@wadakooo) 2017年9月29日
「通貨の種類が多いため」としていますが、実はここが理由になります。
実は、コインチェックが取り扱っている仮想通貨の中には、「匿名通貨」とされるものが含まれているからです。当てはまるのが、『モネロ』『ダッシュ』『ジーキャッシュ』の3つの銘柄で、これらの通貨は通貨の取引における透明性がなく、取引歴などの情報がわからない「匿名通貨」なのです。
つまり、取引において「誰とどんな取引をいくらしたのか」といった情報も不明のままになってしまう通貨なのです。となると、セキュリティーが高いの良いですが、犯罪などに使われやすい通貨でもあるといえます。
国から認可が下りないは、こういった不安定な仮想通貨を取り扱っていることが理由とされています。
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なぜ、コインチェックが営業を続けられるの?
では、認可を受けていないコインチェックが運営しているのはなぜか?
それは、「仮想通貨交換業者」への登録において、登録の申請を行っているからです。長い間認可は受けていませんが、申請中であることから運営を続けているということになっています。
しかしながら、登録の申請から長く時間が経つと、国も黙っていないでしょう。今後、コインチェックが認可を受けられるのか、どう対策を打っていくのかに注目ですね。
もし、国から運営をNGにされたら混乱は必至ですから、不安な要素が残っていることも考えると初心者がコインチェックで取引するのはオススメできません。
コインチェックは不安材料が多い!
コインチェックで不正アクセス事件多発
コインチェックに不正アクセスされ、二段階認証を破られ、4000リップル 盗られました。
運営に問い合わせると、保証制度は調整中、二段階認証は不正アクセス者が設定したものであるとの回答です... pic.twitter.com/7i8s0a51pC
— cooh (@coofln) 2018年1月16日
コインチェックで不正アクセスリップル不正送金発生! サイトの対応がクソ
— 関きよみ@FF外からよろしく (@FikSHenFunction) 2018年1月16日
これは、コインチェックで口座を持っていた人が不正アクセスの被害に合ったというツイートです。ここ最近、コインチェックで不正アクセス事件が多発しているらしいのです。
しかも、この不正アクセス事件に対してのコインチェック側の対応もひどいと話題になっています。
そもそも、コインチェックでは不正アクセス対策としてユーザーのログインの際、二段階認証を行うようになっています。また、不正ログインに対しての補償制度も行っているので、信頼できるシステムになっているはずなのです。
しかしながら、今回の不正アクセス事件に対してコインチェックは「補償制度は調整中」として対応してくれていないようです。
裏を返すと、「コインチェック側が不正アクセスした当人で、ユーザーから通貨を抜き取っているのではないか?」といった噂も出てきているようなのです。こういった噂が出ると、本当かウソかは関係なく、信頼性が失われてしまいますね。
「少しずつ通貨を抜かれてるのでは?」となんだか怪しいと感じてしまうのです。
コインチェックがリップルを大量買い占め
最近、仮想通貨が大幅に暴落し、ほとんどの仮想通貨が30%~40%近く下落しました。韓国・中国の規制強化への不安がきっかけとされています。最盛期に220万に到達したビットコインの価格が100万円以下になるなどかなり大きな下落でした。
そんな最中、コインチェックがリップル(XRP)という仮想通貨を大量買いしたというニュースが出てきました。
その額が約90億円分という巨額で、リップルの投資家でもざわついているようです。
コインチェックが90億リップル買ったらしい
ただいま爆上げ中
— 司村@かえで (@shimura1312) 2018年1月18日
昨日、底値のあたりでコインチェックがアホほどリップル買い込んでたんよね。吉と出るか凶と出るか恐ろしいっすわw
— なおき (@Naochan0710) 2018年1月18日
このニュースは、リップル(XRP)の投資家からは賛否両論で分かれているようです。
一方では、コインチェックがリップルの将来性に期待して多額の投資をしたということでもあり、今後の価格上昇に期待が持てるという好材料でもあるということですが、もう一方では1リップル(XRP)=100円近くまで下落した際に買い占めたので、コインチェックで購入する際には上昇した価格で販売されることになり、実情がわかっていると複雑でもあるということです。
コインチェックは「金のためなら卑怯な手も使う」という印象を持った投資家も多いかと思われます。
コインチェックの悪い点がまだある
こういった不安要素が続々出てきているコインチェックですが、単純にオススメできない点があります。
それが手数料が高いことです。
コインチェックは他の取引所と比較しても、手数料がかなり割高に設定されているのです。取引手数料、入出金手数料、送金手数料など様々な部分に手数料が設定されており、どれもかなり高いのです。
他の取引所では無料か、0.1%程度の安い手数料が設定されていても、コインチェックでは2%~7%の手数料がかかる場合があるので、気をつけましょう。数円~数十円程度の手数料もチリが積もればということわざがあるように大きな金額になってしまうのです。
こういったこともあり、仮想通貨の初心者にはあまりオススメできないですね。
【2018年1月28日更新】やっぱり起きた!コインチェック不正流出事件
先日、仮想通貨業界が震撼する事件が発生しました。上でも「怪しい」と書いてきたコインチェックで、不正アクセスによる仮想通貨の流出事件が起きました。被害にあったのは、コインチェックが保有する仮想通貨ネム(XEM)5億2000万XEM分で、日本円に換算して約580億円分の流出となりました。
仮想通貨の流出事件は世界中で起きており、中でも2014年のマウントゴックスの流出事件は印象が残っていますが、マウントゴックスの事件でも被害額は約470億円とされ、今回のコインチェックの流出被害はそれを超える約580億円という巨額となり、業界にも波紋を拡げているという状況です。
コインチェック側は、全通貨の出勤停止措置を行い、ネム(XEM)以外の通貨の保有者までにも影響が及んでいるのです。
さらに、コインチェックは「補償制度を調整中」としていたように、今回の事件への補償に関しても曖昧な状況で、返金をネム(XEM)の現物ではなく、日本円の状態で返金すると発表し、返金額を少なくしようという細工があることへの批判も起きています。
予想していた部分はありますが、実際に事が起きてみると「コインチェックが怪しい」と言っていた通りの状況となっています。信用できないという部分が当たってしまいました。
今後、コインチェックはどうなっていくかわかりませんが、全通貨出勤停止措置を解除する時が来ると思うので、その時に利用者の出金や送金が相次ぎ、コインチェックが信用を失ってしまうというのは予想できます。最悪の場合、コインチェックが倒産するかもしれないという噂も流れていますね。
すでにコインチェックで仮想通貨に投資しているという方は、早めに他の取引所への移行・送金をすることをしたほうがいいでしょう。
コインチェック騒動!だからこそ買い時!
今回のコインチェック騒動の影響で、ネム(XEM)以外の通貨にも影響が広がり、ビットコイン始め通貨の価格が下落しているという状況です。しかし、これはずばり、仮想通貨の買い時!ということなのです。
コインチェックは現在、全通貨の出勤停止の措置を取っており、利用者のコインチェックウォレットからの送金などもできないようになっています。今後、この措置が解除される時が必ず来るので、その時くらいが狙い目です。
なぜなら、出金可能になったタイミングでコインチェックから送金する人、出金する人、通貨を売却する人などが多数発生すると考えられるからです。そうなると、今よりもさらに通貨の下落は進んでいくとも考えられます。
仮想通貨はなるべく安い時に買っておくことがお得なので、コインチェックの出勤停止措置解除のタイミングは見逃さないようにしましょう。
安全性は完璧!補償も充実のビットフライヤー
コインチェックの事件で仮想通貨の恐ろしさを実感したという方も多いと思います。セキュリティーも甘いし、補償もあいまいときたら信用もなくなってしまいます。
しかし、ビットフライヤーは安心・安全です。
コインチェックが登録・認可されていなかった国が定めている「仮想通貨交換業者」として認可を受けており、セキュリティーの面でも各仮想通貨に最先端のマルチシグネチャ技術による分散管理を採用して高い安全性があり、万が一のことがあっても複数の保険会社と提携して補償対応ができるようにもなっています。
さらには、今回のコインチェックの騒動を受けて、セキュリティー面での強化に努めるという文章も発表しました。
イーサリアムを買うには「販売所」形式での取引になるので、他の取引所よりも少し高いこともありますが、安全性を重視するならビットフライヤーでの購入をオススメしたいです。
イーサリアムを安く買うならビットバンク
ビットバンクはユーザーどうしのやりとりで相場を決める「取引所」形式での購入となるので、他の取引所よりも安めに購入することができます。売り値と買値の差額も大きくなく、良心的な価格差で取引できます。
イーサリアムとビットコインはもちろん、今後の将来性も期待されているリップルも取り扱っており、コインチェックからの送金にはもってこいの取引所です。
ちなみに、ビットバンクも「仮想通貨交換業者」として国からも認められており、各通貨のセキュリティーも万全です。安全性もしっかりしているので、これまでコインチェックで取引していた方には移動先としてもオススメですね。
安全性も通貨の安さも重視するなら、ビットバンクが良いでしょう。