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大手傘下のGMOコインの特徴
GMOコインは、2016年10月に設立された仮想通貨取引所の一つです。
「GMO」と冠がつくのでわかりやすいですが、大手IT企業のGMOグループを親会社としています。GMOは名前を聞いたこともあるかと思いますが、GMOクリック証券やGMOFXなどが有名です。新垣結衣さんのCMですね。
GMOコインは、その大手企業のGMOグループが仮想通貨取引事業に参入することがきっかけで作られました。
GMOコインが取り扱う仮想通貨
GMOコインは、設立当初はビットコインのみの取り扱いだけでしたが、その後の事業拡大に伴い、複数の通貨を取り扱っています。
GMOコイン取り扱い通貨
ビットコイン/イーサリアム/ライトコイン/リップル/ビットコインキャッシュ
現物取引で売買ができる仮想通貨は、全5種類の銘柄を取り扱っています。
また、ビットコインに関してはレバレッジ取引にも対応しており、レバレッジの倍率は最大25倍と高く、ハイリターンで取引がしたいというニーズにも応えられるようにされています。
GMOコインは「販売所」形式のみ
GMOコインでは仮想通貨の取引の方法を、GMO側が価格を決める「販売所」形式で行っています。
他の仮想通貨取引所では、「販売所」と同じく、ユーザー間で価格を決める「取引所」形式での取引もできるのが一般的で、多くの取引所は仮想通貨の売買によって発生するスプレッドや手数料などが収入源となっています。
それに対してGMOコインは、WEBサイト上で「取引所」ではないと示しています。GMOコインでは、乱高下する仮想通貨のレートには左右されずに安心して売買できることをメリットとして挙げています。
大手GMOグループの強み
冒頭でも記したように、GMOコインは「GMO」という冠がついているGMOグループの仮想通貨交換事業を担う会社です。
IT大手のGMOは、GMOクリック証券やGMOFXなど金融関連事業に早くから参入しており、GMOクリック証券においては年間取引高が世界一を記録するなど、金融業界でも知名度は高く、IT企業では異例の成功とも言えるでしょう。
こういった金融業界での信頼の高さが強みとなり、GMOコインでのユーザー獲得にも勢いがついていると予想されます。
また、GMOコインは金融庁から「仮想通貨交換業者」としての認可も受けているので、安心して取引・通貨の管理ができるということも重要な部分ですね。
GMOコインの登録・口座開設について
それでは、実際にGMOコインでの口座開設を行っていきましょう。
GMOコインのWEBサイトを開き、一つずつ進めていきます。下記のバナーからWEBサイトに移りましょう。
メールアドレス・パスワードの登録
はじめに、WEBサイトの「口座開設」をクリックし、登録者本人の個人情報を入力して登録していきます。
メールアドレスの入力を行い、Googleのロボットチェックをパスして「無料口座開設」をクリックします。そしたらGMOから登録メールアドレスにメールが届くので、メールに記載されているURLにアクセスしましょう。
すると、登録したメールアドレスが表記されており、かつパスワードの登録を求められるので設定しましょう。
ここまでで、GMOコインでのメールアドレスとパスワードの登録が完了になります。これらは、今後ログイン時のIDとパスワードにもなるのでメモしておきましょう。
GMOコインで口座開設の手続きを行う
続いて、ログイン画面に移り、登録したアドレスとパスワードでログインしてみましょう。
ログインをすると、下記のような電話番号認証を求められます。手持ちの携帯電話番号を入力し、認証コードを入手・承認の手続きを進めます。
認証が完了すると、下記の「認証が完了しました」という表示がされるページになります。
そして、「開設申込に進む」をクリックして次に進みます。
ここから、口座開設に必要な個人情報の登録になり、各項目での情報入力を行っていきます。名前、住所、国籍などの個人情報を打ち込んでいきます。
全て入力し終えたら、「規約への同意」という部分にも同意のチェックを入れて、「確認画面へ」のボタンをクリックします。
そして、入力した個人情報が表示される確認画面でも問題なければ、下部の「確定」をクリックしましょう。
これで、個人情報の登録も完了です。
本人確認書類の提出を行う
次に、国内の仮想通貨取引所ならどこでも必要になる本人確認を行っていきます。GMOコインでは、本人確認の方法が2種類あります。
「本人確認書類の画像をアップロード」と「受取時に本人確認をする」の2つで、書類のアップロードが一般的ですが、佐川急便のスタッフの郵送物配送時の確認という方法もあるようです。
ここでは、一般的な書類の画像のアップロードを選択しましょう。
本人確認方法の選択から本人確認書類の提出ページに移るので、書類をアップロードしていきます。ほとんどのユーザーが運転免許証を利用することが多く、運転免許証は表面と裏面が必要になるので、忘れずに両面のアップロードを行いましょう。
ちなみに、他のGMOコインで有効な本人確認書類として有効なものは以下のとおりです。
運転免許証/パスポート/健康保険証/個人番号カード/住民票の写し/在留カード/特別永住者証明書
そして、画像のアップロードが完了したら、「画像を確定する」で次に進みます。
本人確認書類アップロード完了についてのページに移るので、登録完了となり、GMOの審査に移されます。
GMOの審査後に郵送物が届く
個人情報の登録、本人確認書類の提出などが完了したら、GMOコインが審査に入ります。
この間は、GMOコインにログインしても「ただいま審査中です」と表示されているだけで、取引ができる状態にはなりません。
この後、GMOコインの審査終了後に郵送物が送られてくるまで待ちになります。時期によって新規登録するユーザーの数も異なるので、混雑状況によって郵送物の配送も遅くなる可能性があるようです。平均的には2週間~4週間はかかると考えられます。
私の場合、一番登録ユーザーが多い時期にかぶったので1ヶ月後くらいに郵送物が届きました。届いた郵送物が下のような封筒です。
封筒の中身には、「口座開設コード」と口座開設までの流れを説明した用紙が入っており、これに従って進めていきましょう。
審査が完了し、郵送物が届いたらGMOコインのログインページでも「口座開設コード」の入力ができるようになります。郵送物に入っていた書面のコードを入力し、「口座開設」をクリックします。
すると、GMOコインの会員ページが開きます。
上部にユーザーの資産状況が各通貨別で表示され、下部には各仮想通貨のレートの価格とチャートグラフが載っています。また、左サイドメニューから仮想通貨の現物取引やレバレッジ取引、入出金などの操作ができるようになっています。
ここまでで、登録から口座開設までが完了となりました。記事上では長いように感じますが、実際やってみるとテンポよく進んでいきます。しかしながら、時期によってGMOの審査に時間がかかるので早めに登録・申請を行っておくことをオススメします。
GMOコインは見やすいUIで使いやすい
これは、GMOコインの仮想通貨の現物取引のページになります。
取り扱う5種類の仮想通貨のレートの価格と上昇率・下落率の表記があり、右側には売りと買いの価格表記も青・赤の色分けで見やすいのが特徴的に感じました。また、取引する際も金額入力フォームに数量を入れて青の「売却」か、赤の「購入」のボタンを押すだけで簡単なので使いやすさはかなりいいでしょう。
そして、リップルの取り扱いがあるのは非常に嬉しいことですね。リップルは時価総額も高くて将来性を期待されている通貨ですが、日本国内の取引所では取り扱いしている業者がまだ少ないので、価格の低い今のうちから投資しておくためにGMOコインを活用するというのはオススメです。