モネロ 特徴

仮想通貨モネロの特徴!他の通貨との違いや将来性、匿名通貨としてのメリット・デメリット

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インターネット社会の進歩と共に「個人情報」というキーワードを目や耳にする機会が増えました。

住所や電話番号はもちろん、金融機関の口座番号、保有資産高など、第三者に知られたくない情報は非常にたくさんあります。

仮想通貨は登場当初に無条件で「取引の匿名性が高い」として持て囃されましたが、これは既に過去の話となり、匿名性の高い取引を行うことができる匿名通貨が開発されています。

今回、匿名性に特化した仮想通貨「Monero(モネロ)」を紹介します。

 

仮想通貨Monero(モネロ)とは?

モネロはビットコインの登場から5年後、2014年にリリースされました。

仮想通貨取引所でのモネロの取引通貨単位は「XMR」、モネロとは国連が世界共通語として提唱したエスペラント語で「貨幣・コイン」の意味をもっています。ビットコイン登場からの5年間のタイムラグこそがモネロがその特徴である取引の匿名性について着眼し、システムを構築する期間だったと言えます。

ビットコインはリリース当初は「取引が暗号化され匿名性が高いシステム」だと高く評価されていました。しかし、実際には「送信者アドレス」、「受信者アドレス」、「取引金額」が公開されます。現在では情報がオープンになっていることで通貨への信頼も築かれているようです。

各アドレスと個人を結び付けることは非常に難しいのですが、少なくとも取引の履歴を負うことで、どのアドレスにどの位のコインがプールされているかと言うことを推測する事ができます。大きな保有高を持つ口座をハッキングターゲットとして絞り込むことで、効率的なハッキングを行えるようなことも考えられています。

これを問題視する仮想通貨ユーザーは少なくないと考え、この潜在的なマーケットニーズを掘り起こすために、モネロは取引の匿名性に特化した通貨として開発されたという開発経緯があります。

 

仮想通貨Monero(モネロ)の特徴とは?

モネロ 匿名通貨

モネロは匿名取引に特化することで、他の仮想通貨銘柄との差別化を図っています。

匿名性が高い匿名通貨であるということは、反政府組織や反社会的組織への資金の流入やマネーロンダリングに利用される危険性を伴うのですが、同時に利用者のプライバシー保護の能力が高いということにも繋がります。

また、皮肉なことにブラックマーケットで取引される金額は、莫大な量になるといわれ短期的な投機先としては非常に魅力的であると言わざるを得ません。

 

 

Monero(モネロ)の匿名性をさせる高い技術力

モネロの特徴である匿名取引を支える技術は次のとおりです。

匿名性を高めたモネロのワンタイムアドレス

モネロも多くの仮想通貨が利用する、分散型情報管理システムのブロックチェーンを利用して取引データを管理しています。

一般的な仮想通貨取引ではブロックチェーン上に「送信者アドレス」、「受信者アドレス」、「取引金額」が公開されます。対してモネロのアドレスは「閲覧用」と「送金用」の異なる秘密鍵から生成され、アドレスが非常に長いのが特徴です。

このアドレスはマスターキー的な位置付けで、取引の度にマスターキーがランダムなワンタイムアドレスを生成します。取引はこのワンタイムアドレスを利用して行われ、第三者がマスターキーとなるアドレスにアクセスした場合でも、取引履歴を確認できないようになっているのです。

閲覧用の秘密鍵を公開しない限り、外部に取引履歴が洩れることはありません

 

優れた暗号化技術で取引の特定を防止

モネロ 暗号化

ブロックチェーンには暗号化された取引情報が記録されるように構築されています。

モネロはこの暗号化システムに「Crypto Night」というシステムを採用しています。Crypto Nightは匿名性に特化した暗号化システムで、リング署名を実装しています。

リング署名は利用者をグループ分けし、取引データはグループ内で承認されるといったものです。同じグループに属するメンバーであれば、誰でも取引承認の署名が可能ですが、誰が署名したかは検証不可能なデジタル署名システムです。リング署名自体は、2001年頃から存在するシステムですが、モネロは匿名性が改良された「ワンタイムリング署名」を採用しています。

ワンタイムリング署名ではミキシング(混合)とワンタイムキーを組み合わせることにより取引が追跡不可能となります。

また各グループの公開鍵、秘密鍵を束ねて利用することで個人の特定を防いでいます。モネロは、このリング署名システムに複数の秘密鍵を束ねることで、更に署名者の特定を困難にしています。

モネロはこのような堅牢なシステムのため、ハッキングするにはビットコインの約1,000倍のコストが必要と言われ、事実上攻略不能な匿名システムだと考えられます。

モネロは取引の承認作業の難易度を高く設定していないために、承認速度が速いのも特徴です。ブロックチェーンのブロックに容量制限を設定していないこともあり、取引承認に必要な時間は約2分とビットコインの約1/5という高速な決済のスピードが評価されています。

 

 

仮想通貨Monero(モネロ)を利用するメリットとデメリットは?

匿名性の高いモネロですが、その利用には当然メリットとデメリットが発生します。

モネロを利用するメリット

・匿名性が高く、取引の事実を秘匿することができる

・匿名性の高さが、セキュリティの高さに直結する

・決済のスピードが速く、迅速な取引が行える

・取引承認作業の難易度が高くないためにマイニングに簡単に参加できる

取引の流れもスムーズで、匿名性の高さ=安全性と繋がっていることで安心して利用することができます。

 

モネロを利用するデメリット

・匿名通貨であることを利用したマネーロンダリングなどが行われる危険性がある

・犯罪に利用される危険性から政府の規制を受ける可能性がある

・匿名性確保のために拡張機能を犠牲にしており、使用用途が限られる

・匿名性の高さが災いし、万一のトラブルの際に保有を証明することが難しい

やはり、マネーロンダリングへの利用が懸念材料になることははっきりしています。匿名通貨であるばかりに、その特徴がデメリットの部分にも大きく影響していると言えます。

 

 

Monero(モネロ)の値動きや今後の将来性は?

モネロ 将来性

リリースされた直後の2014年6月末に1XMR=約460円の高値をマークしたのを境に、モネロの価格は下落し、一時は1XMR=約106円前後を推移したこともあります。

その後、2016年9月から徐々に値を上げ2018年1月には過去最高値となる1XMR=約54,300円まで価格上昇しましたが、2018年3月のモネロの市場価格は1XMR=約22,580円、時価総額は357,524,318,210円で時価総額ランキングでは第10位にランキングしています。

現在、匿名通貨に対するマーケットのニーズは高まっているために、モネロの今後の将来性には希望が持てると考えられますが、同時に他の匿名通貨の台頭が気になるところです。モネロ以外にもダッシュやジーキャッシュなどの匿名通貨が注目されています。

モネロの取り扱い取引所は国内ではCoincheckですが、2018年1月のハッキング被害の影響が懸念されるので、現在口座開設はできず、今後は国内での匿名通貨への規制も強まる可能性も浮上しており、先行きは不透明と言わざるを得ません。

現状で、モネロの購入をするなら海外の取引所のBinance、Bittrex、Poloniex、HitBTCなどを利用するのがオススメでしょう。

 

 

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